市場

上海の町には市場がたくさんあります。中国語では菜场 caichang と呼ぶことが多いです。

プロ向けの卸売りではなくて、小売りの市場です。野菜、肉、魚介類、卵などの生鮮食品が揃っています。もちろん土地の人たち向けですから、外国人対応の品揃え、サービスはまずありません。

私はほとんどの野菜、卵、貝類はネットショッピングではなく、市場のものを買っています。トレーサビリテイィや有機栽培かどうかなどは問えませんが、新鮮さは一目瞭然です。
お肉と魚は市場のものも何度か試しましたが、今はほとんどネットスーパーのものを利用しています。

さて、市場。
対面販売で、値段交渉もなきにしもあらず…となれば、躊躇する気持ちも生まれるかもしれません。中国語に自信がなければなおさらです。
でも、ちょっと俯瞰し(たつもりになっ)て見て下さい。
品物は目の前に並んでいます。身振り手振りが通用するのも対面販売だからこそ。

中国では重さの単位はグラム、キログラムよりも、斤 jin(= 500g)をよく使います。
直感的に言えば、

半キロがイージン(1斤 yi jin)

だから、為替レートのように難しいことはありません。
野菜を重さで表現するのに慣れていないなら、手で「ちょっと」とか「もうちょっと」とか表現すればいいだけです。

値段も聞き取れなければ電卓をたたいて見せてくれるか、そこら辺の紙に書いてくれます。

市場のロケーションによっては、ルッコラやローズマリー、タイム、バジルなどの地中海のハーブが売っています。欧米料理のレストランに卸してるそうです。
ただ、店先に並んでいないことが多いので、懇意のお店ができたら聞いてみたらいいと思います。
しそもどこか近所の市場に売ってないかなぁ…

08. 12月 2011 by Etsuko 悦子
Categories: 食べ物、飲み物 in 上海, 町で買い物 | Leave a comment

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